くろねこのぶらり島歩き

残したい島の港。

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島の港の、どこか整然としているようで雑然として雑多な感じが昔からなんとなく好きだ。


都会の港は基本的に整然としていて、船もキレイに整理整頓整列して並んでいて、

それはそれで機能的で直線的で美しいと言えば美しいのだけど、どこか人の匂いがして来なくて、

自分の様ないい加減ででスボラな人間には、見ていてなんとなく落ち着かない。


そこへいくと島の港は、個々の漁船が整然としているつもりでめいめい好きなように停泊し、

船の持ち主の性格やら個性やらがそこから見えて来るようで面白い。

港を見ているとまるでその島の人たちの様子まで見えて来る様な気がしているのかもしれない。

だからだろうか、フェリーで島に着いて最初にその港の様子を眺めたとき、

これから歩いて巡る島の様子をあらかじめ見せられているようで、期待感でワクワクして来るのは・・・。


しかし最近は島の港も都会のように整然とした港が増え、自分としては残念な思いがある。

なにも都会を離れたのんびりした島の港まで、

都会の港の様な整然とした港の姿にならなくても良かろうに・・・と思うが、

それもまた時代の流れ、ということなんだろうか。


この大崎上島の大西港のように、ぼ~っと1時間でも2時間でも眺めていたくなる様な島の港は、

とっても貴重な存在なんじゃないかと、自分などは常々思ったりするのだ。





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# by shimakuroburari | 2017-09-09 07:10 | 大崎上島 | Comments(0)

高台より。

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島の高台から眼下を眺めるのがけっこう好きで、

島を巡ると、坂道好きと相まって坂をえっちらおっちら登ったら、

しばらくそこに留まり下を眺めてぼ~~っと過ごす事がクセになっている。


山口県周南市の沖、大津島の馬島地区の高台を歩いていたら、

眼下にある小さな漁港に一艘の漁船が一筋の波を描いて戻って来るのが見えた。


時間はお昼前。朝の漁から帰って来ているところだろうか。

乗っているのは1人か2人か、漁は大漁だったのかそれともソコソコだったのか。

どの辺りまで漁に行っていたのか、朝は何時ごろに出港したのか、

そんなこんなを色々想像してみるのも結構面白かったりする。


これもまた自分なりの島巡りの楽しみのひとつかも。





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# by shimakuroburari | 2017-08-26 07:00 | 大津島 | Comments(0)

忙中閑無し。

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先月末から、本業のデザインの仕事で雑誌のデザイン作業がピークを迎えており、

Blogの文章をじっくり考えている余裕がまったく無く、

かといって放置するのは我慢出来なくて、せめてもと、写真のみのアップをする事にしました。

今月後半にはまたちゃんと更新出来るようになりますので、これでお許し願います。


前もって書きだめとか、出来ない性格なんですよ・・・不器用な事に・・・。



※ 写真はまだ橋で繋がっていない頃に訪れた、大崎下島・御手洗>





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# by shimakuroburari | 2017-08-08 00:11 | その他 | Comments(0)

密集。

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山口県上関町長島の白井田地区を、島の反対側から峠を越えて来た坂道から眺めて見てみると、

たくさんの家が海沿いの平坦部に向かってびっしり密集しているのが良く分かります。


このたくさんの家々の間を縫うように、細い路地が縦に横に走っていて、

路地好きにはたまらない空間を作っているのですが、それはまた別の機会にお話しするとして、

この眺めをじっと見ていると、ひとつとして同じ家が無いという事に気がつきます。


近頃は日本中どこに行っても同じ様な宅建メーカーの似たり寄ったりの家が並んでいて、

上から眺めた時、こんな雑多なようでいて賑やかで多様で個性的な、

人の暮らしている「匂い」のする町並みがほとんど見られなくなってしまいました。


でも、こうやって島を訪れた時、なんとなく懐かしくある意味美しい町並みに出合うと、

ちょっと嬉しくなってくるのと同時に、

時代が進み、いつかは無くなってしまうかもしれないこの景色を、

写真に撮って記録し残しておきたい・・・という衝動に駆られ、シャッターを切っています。





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# by shimakuroburari | 2017-07-24 08:27 | 上関・長島 | Comments(0)

神社に登る。

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島を訪れぶらぶら散策して周る時、必ずと言っていいほど立ち寄る所があります。

それはどこの島に行ってもまず間違いなくひとつやふたつは必ずあるもの。


答えは「神社」。


恵比寿神社、荒神社、厳島神社、八幡神社、稲荷神社、住吉神社、須佐神社、

そのほか諸々の名も無き神社まで、島を散策していると必ず何処かで出会う事になります。

歴史もあり結構な由緒やいわれのある立派な神社もあれば、

手作り感が漂い、有志の人たちで創った様な、神社というより祠に近いものもあったりします。


で、私はというと、どちらかといえば由緒ある大きくご立派な神社よりも、

こじんまりとした素朴な神社の方がどちらかといえば好きなのかもしれません。


たとえば、島を歩いていてなんでもない小山の麓の林の中に突然狛犬と鳥居を見つけ、思わず、

「え、こんなとこに神社があったのか !!」と、立ち止まった事が何度もあります。

そのまま参道を登ると、石段が長い年月を経て角が取れていたり、

鳥居がちょっと傾いて神社の名前も見えなくなっていたり、狛犬もかなり苔むしていたり、

拝殿の神社の名前も年月でかすれて読みにくくなっている様な、

そんな鄙びた神社の方になぜか惹かれ、写真を撮りたくなる気にさせてくれるのです。


ただ、そんな好みの神社を訪れる時、ごくたまにちょっと困る事がひとつあります。

神社よっては、ちょっと小高い山の途中や山頂付近にあり、

先の見えないつづら折れの長~い石段を、えっちらおっちら登らなくてはならないからです。


これだけはどうしても辛くて、いつも石段の一番下で登るかどうか悩んでしまうのです。





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# by shimakuroburari | 2017-07-14 06:59 | 生口島 | Comments(0)