岩城八幡神社。
愛媛県岩城島の岩城漁港近くにある岩城八幡神社は、岩城港に面した小山の上にあり、
資料によると、平安中期の武将で清和天皇6代の孫、伊予守・源頼義が伊予国を給わった時、
伊予国内に七社を建立ししたうちの1社と伝えられているそうだ。
往古には島の宮之浦という所に鎮座していたそうだが、
永和元年(1375年)に、この地(亀山)に奉遷したといわれている。
その後明徳3年(1392年)、村上修理亮敬吉という武将が亀山に築城する際、
神社は一旦、北の銅山という場所に移動・奉遷したと伝わるが、
応永13年(1406年)になって、その子の村上左右衛門尉義元が再び亀山に奉遷されたという。
明治3年、もともとは亀山八幡宮と言われていたのが郷社に列格し、
その結果として、岩城八幡神社と改称されたらしい。
資料によると、毎年10月には岩城八幡神社秋の大祭があり、
だんじりや御輿、海原獅子、投げ奴、お船踊りなどが行われ、夜遅くまでにぎわうという。
そんなにぎやかなお祭りなら、ぜひ機会があれば見てみたい。
なによりも岩城島の積善山は桜の名所。3000本の桜が咲き誇る景色は圧巻との事。
今年は残念ながらチャンスを逃して行き損ねてしまったが、
秋の岩城八幡神社秋の大祭と並んで、いつか桜の時期にもぜひ訪れたい。
by shimakuroburari
| 2015-04-09 08:52
| 岩城島
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