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くろねこのぶらり島歩き

窓越しの眺め・下蒲刈島。

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引き続き今年の3月末、ほぼ1年ぶりに島巡りに出かけてきた島巡り。

今回も前回同様に上蒲刈島散策のあとで移動した、下蒲刈島でのお話し。

その下蒲刈島での散策をほぼ終え夕方近くになった頃、最初に通った白壁の建物を見学しに立ち寄った。

ここは、松濤園(しょうとうえん)といって、日本庭園でもあり、

園内には朝鮮通信使資料館や古伊万里常設展示館、あかりの館、蒲刈島御番所などもあり、

下蒲刈島の歴史を中心に紹介している施設とのこと。

その辺りの話はまたいつかお話しするとして、施設を巡っていた時に見つけた2階の部屋で、

珍しい開放方式で、窓越しに瀬戸内海の景色が見渡せる場所があった。

眼前には蒲刈大橋が望めて、その向こうに瀬戸内海が広がっている。

この日の気持ちのいいほどの晴天も相まって、

座ってしまったらもう立ち上がれないんじゃないか? と思うほどとても居心地が良く、

しばらく移動する気が無くなってしまった程だった。

こんなところで昼寝ができたら最高だし、この景色を肴に昼間から一杯出来たら幸せだろう。

そこまで出来なくとも、ここで握り飯でも食べながら昼ごはん出来たら・・・。

まあさすがにそんなことができる訳もなく、妄想でしかないが、

そんな思いを抱かせるほど心地イイ景色と居心地だったのは確かだった。




# by shimakuroburari | 2023-11-12 11:07 | 下蒲刈島 | Comments(0)

白壁の通り - 下蒲刈島。

白壁の通り - 下蒲刈島。_b0310259_10593039.jpg

引き続き今年の3月末、ほぼ1年ぶりに島巡りに出かけてきた島巡り。

今回上蒲刈島のあと移動した下蒲刈島でのお話し。

4月にアップした路地の桜に至る前、駐車場からしばらく歩いた海岸沿いは、

何かの建物の白壁が続く石畳の道で、右手に海峡の海が広がる気持ちの良い場所だった。

しかも白壁の内側がこれまたいい感じの日本庭園のようで、訪問出来るような場所なら後で行くことにする。

この建物のことはいずれお話しすることになるからここでは置いておくが、

海沿いに白壁は、思ったよりいい感じで似合うと分かった。

またそれが真っ直ぐ一直線に長く伸びているのがいい。

何かの撮影で使えないかと、刹那職業的仕事モードの発想に頭が切り替わったが、

今日はそんな日ではないのですぐに島巡りモードに切り替える。

それにしても実に心地の良い白壁通りで、折しも晴天の天気と海沿いということもあってか、

ここに椅子を置いてぼ~っと海を眺めていてもいい。そんな気持ちになった。




# by shimakuroburari | 2023-11-02 11:01 | 下蒲刈島 | Comments(0)

道端の花 - 上蒲刈島。

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今年の7月にアップした、上蒲刈島「本宮神社」を過ぎてからのお話。

本宮神社の境内を出てからしばらく、広めの路地をずっと海側に降りつつ写真を撮って歩く。

海岸沿いの漁船のある港をひと通り歩いたあと、車に戻る道を歩いていると、

道端の倉庫の一角にもっさりと花が咲いてあるのを見かけた。

そこは家の軒下ではないが、プランターのようなものに白い花がびっしり咲いていて、

その周辺にはバケツのような鉢のようなものがたくさん置いてある。

殺風景な色味のその周辺が、その部分だけ咲き誇った白い花で鮮やかに明るく、

それだけによく目立っていて、足を止めてしばらく眺めて写真を撮った。

この日は桜の花はたくさん撮ってきたが、それ以外の花を撮ったのはこれが最初だったかもしれない。

花の名前には詳しくないのでこれが何の花か解らなかったが、

綺麗に規則正しく並べて植えられ咲いている花もいいけど、

こんな思いもかけない場所で、好き勝手に伸びて咲いてている花もまたいい。

これもまた島の素朴な風景のひとつだと、写真を撮りながら思った。




# by shimakuroburari | 2023-10-28 15:51 | 上蒲刈島 | Comments(0)

夜の港・上蒲刈島。

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前回お話しした蒲刈島での常夜灯の写真を撮った後、実はすぐ帰ったわけではなく、

片付けようとして振り返った先に見えた蒲刈の漁港の景色が気になってカメラの片付けをやめ、

三脚ごと振り返り漁港の浮き桟橋の灯りを目安にピントを合わせ撮っていた。

時間的にはもう付近を出歩いている島の人は皆無と思われるので人の気配は全くないが、

漁港周辺の街灯に照らされた海沿いの家々が夜の帳に浮かんで見える。

星空が見えるにはまだ時間がさほど遅くないのが残念だが、

コロナによる島巡り自粛もあって、長い期間島の夜景を撮る機会がなかったので、久しぶりの感覚。

さらに言えば、フェリーで渡って来た島ではないので、時間を気にせず写真が撮れる。

個人的には橋で繋がっていない島の方が好みだが、橋があるとこんな時に気持ちに余裕が出来るのでイイ。

夕方散策した反対側の下蒲刈島も、夕方になるとほとんど人の姿が見えなくなったが、

これはどこの島に限ったことではなく、これまで訪問して来たいくつかの島も含めてだいたい同じで、

夕方になると人通りはほとんど見られなくなる。

ごくたまに見かけるとしたら近所の島人か、島外から来た釣り人の姿があるぐらい。

昼間に結構そこらかしこで何箇所も集団の立ち話が見られた、とある島も、

夕方近くになるとぱったり人影が見られなくなったものだった。

写真を撮りながらあらためてぐるりと1周辺りを見渡すと、人影も野良猫も海鳥の姿も見えず、

暗闇の中に存在するのは自分ただ1人という状態で、急に寂寥感を感じ、

数枚撮ってさっさとカメラを片付けてから後の話は、前回のblog「常夜灯の夜景」でお話しした通り。




# by shimakuroburari | 2023-10-12 13:49 | 上蒲刈島 | Comments(0)

常夜灯の夜景・上蒲刈島。

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夏の間ドタバタして更新がままならなかったが、ようやくの更新

今回からまた暫くは豊島から移動して上蒲刈島でのお話しになり、しかも島巡り最終盤から。

上下両蒲刈島の散策も終盤に入り、最後の写真をどこで撮ろうかと思案。

結局散策中目をつけていた中で決めたのは、最初にお昼ご飯を食べた波止場の先の常夜灯から見た蒲刈大橋だった。

まだ暗くなる前からカメラをセッティングし終えたら、あとはのんびりと島の夕景を眺めて過ごす。

時折船が行き交う中、上蒲刈島と蒲刈島の街並みの灯りが、少しずつはっきり強くなっていく。

すると常夜灯が灯り、そこから時間を置きながら何枚も撮っていく。

最初はなかなか暗くならないので結構な時間を置いていたが、暗くなってくるとどんどん夜の闇が進むので、

シャッターを切るタイミングもどんどん間隔が短くなっていく。

とはいえ、長時間露光で撮っているので、1回撮ると暫くはシャッターが切れない。

その待っている間はのんびり島の暮れゆく夜景を眺めて過ごした。

最終的には撮った画像で島の暗がりの家並みが闇に溶け込んで見えなくなった辺りで終了。

カメラを片付け暫くその場で2つの島の散策を思い出しながらぼ~っと過ごし、

よっこらせと立ち上がって車に戻り、蒲刈大橋と安芸灘大橋を渡って島を後にした。

今回はどちらの島もひとつの街並みしか歩けなかったので、次は島の他の集落を巡りたい。


※ しかし相変わらず何となくblogの写真の画質が悪い。前からこうだったっけ?

  なんとか本来の画質でお見せしたいのだが・・・。



# by shimakuroburari | 2023-10-04 14:59 | 上蒲刈島 | Comments(0)