くろねこのぶらり島歩き

坂道を登る。

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今は呉市となった「豊島」の大崎下島側にある山崎地区は、島を周回する海沿いの道から
海に面した山の斜面沿いに家々がびっしり立ち並ぶ、坂道の多いエリアだった。
当然の事ながら散策した時には、その坂道をえっちらおっちら登っていくことになる。

訪問した当日は9月とはいえ気温は30℃越え、暑くてヘロヘロになりながら坂道を登り、
お気に入りの景色や被写体を見つけては、カメラを構えて写真を撮り歩いていたら、
目の前を大きな荷物を抱えたお婆ちゃんが、杖をつきながらも元気に急な坂道を登って行く。

こちらはすでにここまで登って来ただけで疲れ果てて休んでいるというのに、
このお婆ちゃんときたらペースを落とさずしっかりした足取りでグングン進んで行くのだ。

そりゃ毎日登っているから慣れているのだろう、と言ってしまえば簡単だろうが、
坂道の多い島で生活する人たちの大変さと、島のお年寄りの力強さと逞しさを思い知る。

その背中が「ダメだ、いい若いもんがこの程度の坂道でヘバッテちゃ」と言ってる気がした。
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by shimakuroburari | 2013-10-28 09:30 | 豊島 | Comments(0)