くろねこのぶらり島歩き

一心不乱。

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もう8年も前、2007年の秋のこと。広島県大崎下島の御手洗地区を散策した際のこと、
ひと通り町中を撮って回って、あとはブラブラと気ままに散策している時、
とある家と家の間の路地に座って何かせっせと手を動かしているお婆さんを見かけた。

気になって立ち止まり良く見てみると画用紙に絵を描いているようで、
見ているこちらには気がつかず一心不乱に描いておられた。
邪魔をしたのないので覗き込むような事は出来ず、結局何を描いていたのか分からなかったが、
その一心不乱さにちょっとした小さな感動を覚えた記憶がある。

今回あらためてこれを書くにあたって、この写真を眺め当時の事を思い出してふと思った。
もしかしたら何かひとつの事を一心不乱に一生懸命にやるということを、
自分はずいぶん長い間やってないんじゃないんだろうか、と、思ったのだ。

もちろん仕事は一生懸命やっているし、決していい加減に物事を片付けているワケではないが、
誰かが自分を見ている事に気がつかないほど一心不乱になったことは、
ここ数年正直に言って無かったのではないんだろうか、と、ちょっと反省してしまった。

考えてみるに、まだ幼い子供たちが周りの事に全く気がつかず何かに一心不乱になる事があるが、
それは実は結構スゴイ事なのかもしれない、と、ふと思ったりもした。

今にして思うと、この時のこのお婆さんには、実は結構大事な事を教えられたのかもしれない。
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by shimakuroburari | 2015-10-03 05:22 | 大崎下島 | Comments(0)