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くろねこのぶらり島歩き

生名橋。

生名橋。_b0310259_714638.jpg

何度も目の前を通り過ぎるだけで訪れていなかった生名島に渡ったのは、
夏本番と言っていいほどムシムシ暑い毎日が続いていた4年前の2012年7月。

2009年秋に弓削島を訪れた際、彼方の佐島沖に巨大なクレーンが動いているのが見え、
これがのちに佐島と生名島を結ぶ事になる「生名橋」の工事中の姿でした。

この時すでに弓削島と佐島は弓削大橋でつながっていて自由に行き来が出来、
そして2011年2月6日、ついに「生名橋」完成とともに佐島と生名島がつながり、
弓削島・佐島・生名島の3島が、船を使わずに行き来出来る様になったのです。

その「生名橋」は、2006年3月に起工式が行われ2007年7月に着工、
当初2010年前半完成目標とされていた様ですが、橋脚工事に想定以上の時間を要したようで、
結局予定より1年あまり遅れての開通と相成ったようです。

当日は約2000人が開通を祝い、テープカットが行われた後、
佐島側は弓削小学校金管バンド、
生名側は上島町名誉町民の村上幸史さんと生名小学校トランペット鼓笛隊を先頭に、
関係者や町民の方々などが橋の両側から渡り初めをされ、
その後、生名橋記念公園に到着してからは勇壮なだんじりを披露したり、
威勢のいい太鼓やフィナーレの餅まきなどで開通に花を添えたという事です。

島好きな上に大の「フェリー好き」という私自身としては、
瀬戸内海の島が次々と橋で繋がっていくのは、なんとな~く複雑な気分なのですが、
それでもこの3島がめでたく橋で繋がった事で、
弓削島・佐島・生名島の3島がどんどん良くなってくれたらいいと思っています。
by shimakuroburari | 2016-09-20 07:15 | Comments(0)