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くろねこのぶらり島歩き

島の本、その4。

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以前かかわっていたグループのBlogで12回連続で紹介していた「島の本」。
グループを辞めた事でその記事も無くなり、もう誰の目にも触れなくなっていたそれらの記事を、
もういちど表に出してみようと思い何度かに分け記事を書き直してご紹介していく第4回です。


今回の紹介は再びカベルナリア吉田さんで「スロートラベル 島めぐり フェリーで行こう」です。

カベルナリア吉田さんが、あえてフェリーで島巡り。
日本の北から南まで、いくつかのフェリー航路を巡って島旅をされた時のお話です。

この本は、あえて島旅にフェリーでいくという所に惹かれて一気に読みました。
本の中には自分も訪れたことのある、因島・弓削島・佐島などの島々もあり、
さらには鹿児島から奄美大島・徳之島・与論島を経て沖縄本島までのフェリー航路や、
石垣島・西表島・鳩間島の航路、那覇から波名喜島・久米島の航路、
五島列島を巡る航路から、隠岐の島を巡る航路、焼尻島・天売島を巡る航路、
そして自分も一度は行ってみたい山口県萩市の遥か沖に浮かぶ見島など、魅力の航路が目白押し。
吉田さん独特の文章と、見るだけで行ってみたくなる写真のタッグで、
読んでいるうちに、今すぐ島旅がしたくてウズウズしてきます。

この本の広報文には、
「小さな島のひとつひとつに、その島ならではの生活があり、風景があり、安らぎがある。
見る物は特にない。でも、島の小道を歩くだけで、
「目に見えない何か」が心を和ませてくれる~」とありますが、
それは、島に魅せられ島巡りに惹かれている自分自身の想いでもありました。

読んでいると、なんだか自分が旅をしているように思えてきて面白いです。
この「スロートラベル 島めぐり フェリーで行こう」。
ここで詳しく書くともったいないので、興味のある人はぜひ読んでみて下さい。
橋で陸続きになってしまった島が次々に増えた今のこの時代。
わざわざフェリーで巡る島旅の面白さ・楽しさが伝わってきますよ。



「スロートラベル 島めぐり フェリーで行こう」
著者/カベルナリア吉田
出版/東京書籍 
定価/1,500円+消費税
by shimakuroburari | 2016-12-13 11:33 | 島の本 | Comments(0)