対岸。
広島市沖に浮かぶ似島のフェリーターミナル側から対岸を眺めると、
広島市西区の街並みや、商工センターの埋め立て地から五日市の街並み辺りまで、
結構広い範囲で見渡すことができます。
角度を変えてみれば左手には厳島が見え、晴れて見通しが良ければ彼方の山並みまで見えるでしょう。
この眺めを毎日正面に見て暮らしている気分というのはどんなもんなのでしょう。
対岸の本土を見ながら海に浮かぶ島で暮らすということは、どんな気持ちになるのでしょうか。
目の前の視界がこれだけ開けている状態というのは、
小さな頃から日々暮らしている中、例えば子供たちが成長していく中でどんな影響をもたらすのでしょう。
日々、目の前近くに迫る家々やマンションや人工物に囲まれた生活をしている自分にとって、
この彼方まで見渡せる眺めの中で暮らすということは、ある意味憧れに近いものを感じさせますが、
そこに実際暮らしている人たちにとってはまた違った思いもあることでしょう。
この写真。できれば晴天の日に撮りたかったなぁ・・・。